平成18年中の都内における侵入窃盗の認知件数は17,325件で、その内空き巣による被害は10347件と、実に侵入窃盗全体の59%を占めています。 内訳は、一戸建て住宅23.7%、中高層住宅(4階建て以上)16.1%、その他の住宅29.7%(3階建て以下の共同住宅、テラスハウス等)となっています。 一戸建て住宅を対象とした空き巣の侵入手段では、ガラス破りが最も多く、次いで無締まりとなっています。 4階建て以上のマンションを対象とした空き巣の侵入手段は、ガラス破りが最も多く、次いで無締まり、サムターン回しとなっています。 ピッキングによる侵入が前年と比べて大きく増加(約2倍)しました。(参考引用:警視庁「平成18年中の傾向(空き巣)」) 侵入窃盗の被疑者を対象に調査したところによれば、「侵入に5分以上かかれば窃盗をあきらめる」と回答したものが約70%を占めていることから官民合同会議で共通呼称(防犯建物部品)と共通標章(CPマーク(Crime.Prevention))が制定されました。 この活動は「防犯性能の高い建物部品」を広く普及促進し、生活の安全を守ろうという目的で住宅用開きとびら錠の認定基準を満たした部品を防犯性能の高い建物部品目録に掲載し、これらの部品はCPマークがつけられることになっています。 侵入窃盗犯罪の増加にともなって防犯に対する意識も高まり住宅施工会社ではCPマーク部品を積極的に取り入れ「セキュリティ強化」を図っています。 防犯性能の高い鍵や窓ガラスなどを使用した住まいでも、鍵を閉め忘れて外出してしまったりとその防犯機能を生かさなくては意味がありません。 防犯は、住宅の性能以上に住まう人の意識に依存するものなのでマンションでも、一戸建てでも防犯の意識を高め、安全な生活を守りたいものです。 近年マンションではオートロックシステムは標準装備といってよいでしょう。 新築マンションでは警備会社と契約していることも多く、不審者が敷地内に入ることは簡単ではありません。 各家庭内の窓の数も少ないため戸締りもしやすいのですが、カギをかけずにゴミを捨てに行き空き巣に遭うなどの被害が多く、油断は禁物です。 一方、 不審者の進入経路の多い一戸建てでは、高い防犯意識を持つことが大切です。外に足場となるものを置かない、 センサーライトを設置するなど自己管理が重要となってきます。 注文住宅を建築する予定ならば、防犯性能の高い部品を選び備えたいものです。 建売や、中古マンションでセキュリティ対策が万全とはいえない住宅をご検討の場合でも、一戸建て・マンションともに、窓などの開口部からの侵入が多数を占めているということなので、開口部に設置する防犯対策部品が多数あるのでホームセンターなどで購入して設置するとよいでしょう。 もちろん、警備会社と契約すればより安心な暮らしが守られます。 ポイント - その5 「セキュリティ」なら自分はどっち? 標準でオートロック完備、セキュリティも任せたい。というお客様はマンション派。 セキュリティ対策は自分でできる!防犯意識の高いお客様は一戸建て派。